2012年3月10日土曜日

新・三大「日本映画において偉大すぎてよくわからない監督」その2

まっとさんでした。新三大・「日本映画において偉大すぎてよくわからない監督」その2です。一番目が、黒沢清監督、そして、二番目にあげたい偉大すぎてよくわからない監督は、エロすぎてよくわからない、園子温監督です。


園子温を知った映画『HAZARD』。きゃは♬メイキングだわ。ウフフ

んと、この頃の園子温作品は、まーだ、観れた。『HAZARD』についていえば、映画の構成的にはどーなんだ?とおもいつつも、いきあたりばったり的なカメラワークは緊張感でいっぱいだったし、腐った日常から逃げ出して、あえて危険な場所へいく、あほうな青年役のオダギリジョーはかわいかったし…。

あと、オダギリジョー主演の時効警察では演出・脚本もやっていた園子温。えー?あれは全部、三木聡じゃないのー?!って思う人もいるかもしれませんが、実は、岩松了も演出・脚本してたんです。多分、これは、時効警察で、「雨」という曲がエンディングに流れるときに出てくる、テロップをきちんとみないと、わかんないでしょうねえ、ええ。(自慢げ)




「雨」の原曲は森高千里。やはり彼女はバブリィアイドルの象徴。

子温がどんな脚本で演出をしたかというと、たしか、十文字というデカが時効マジかの犯人に恋しちゃうというお話で、そのマジで恋した犯人のむすめ役が、あの吉高ちゃんでした。このお話では、麻生久美子と吉高ちゃんに意味深な「うすうす…♡」という言葉をやたらと連呼させ、なんだかエロいなあ…と思う演出はありましたが、結果、十文字がいちずで、あま酸っぱな純愛を自ら破り、デカとしての花道を堂々と歩く成長の過程が見事?に描かれて、とても記憶に残るいいお話でした。(涙)

話、飛びまして、最近の日本映画界の賞レースでは、園子温監督の『冷たい熱帯魚』で、あの演技を披露したでんでんが、たしか、助演男優賞をとっていましたね。いやー、日本の映画界は捨て身です。




この役、演じる方も観る方も、大変な労力を使います

んでん演じる、詐欺野郎のおっさんは、もう、耳障りなんだよ!あんたの声が!っていう終止そんな感じで、観ていてそうとうな労力を使いました。後半、殺された時は、かなりホッとしました。鑑賞していて、悪役に殺意を抱いたことは、これが初めてだと思います。映画は娯楽だけではなく、まったく逆の「憂鬱」を味わうことができるんだなと、これは、もしかしたらあのドラえもんに出てくる、ジャイアンのリサイタルを映画にしたのとまったく同じではないのか、と真剣に思う程でした。


詳しくはこちら→ ジャイアンみわくのリサイタルゲームの遊び方をどうぞ。




そして、園子温映画、最大にして最高にわからないのが、奥様の神楽さん。

れ場は必要不可欠なのか?という疑問もあります。濡れ場をみて楽しめる立場ではないので、やたらと長い濡れ場は、おっくうなんです。これもまた、大変な労力を使いました。。。(でも、まったく排除っていうのもねえ…)

こんな無名なボインの女優さんを堂々と主演ばりに使って、その後、結婚しちゃったという園監督。監督からしてみれば、傷ものにしちゃった責任をきちんととります婚だったのかなと思いますが、やっぱり、なんだかよくわかりませーん。

ということで、新・三大「日本映画において偉大すぎてよくわからない監督」その2は、園子温監督に決定☆おめーとーございます☆

その3は、近日中にご紹介致します。
では、おやすみなさい。











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